政策・制度討論集会
連合栃木「政策・制度要求と提言 討論集会」が2025年5月9日(金)に宇都宮市パルティにおいて開催され、約100名の組合役員や各級議員が参加しました。
冒頭、石塚利雄政策委員長(連合栃木会長代行)は挨拶で「労働者の視点はもとより、一人の県民として、家族を含めた生活者として“このように変わっていってほしい”“この部分を充実してほしい”という思いを遠慮なく発言してほしい。」と本集会への積極的な参加を呼び掛けました。
また、中島一実連合栃木会長からは「働くことを軸とする安心社会の実現に向け、皆さんの知見と経験を持ち寄り、地域の未来を切り拓く力強い議論となることを期待する。」と挨拶がありました。
基調講演では、中屋大県議会議員・大貫毅県議会議員が登壇し、これまで自身が取り組んできた活動や議会での発言、今後の取り組みに向けた考え方などを説明いただき、県政を少しでも身近に感じられるよう工夫
して講演をいただきました。
分科会討論においては、「男女間賃金格差是正に向けて実態把握と課題の改善」「重度心身障害者医療費の現物給付方式導入の検討」「民間事業者と連携のした地域公共交通の維持・存続」「カスタマーハラスメント防止条例の制定とカスハラ撲滅に向けた施策の展開」「教員の負担軽減と学習支援員・校務支援員等のスタッフ職の配置拡充・処遇改善」をはじめ、薬剤師の人材確保などの医療政策や第1子からの保育料減免などの子育て支援、住宅地域への防犯カメラ設置などの治安対策、林業従事者の人材育成などの農林水産政策など非常に多岐にわたる項目に対し、積極的な議論が交わされました。
連合栃木「政策・制度要求と提言」は本討論集会でいただいた補強意見や議論内容も踏まえ、更なる深掘りした議論を進めたうえで、7月上旬に栃木県知事に提出する予定です。
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