人手不足の切り札 生成AI活用で生産性向上を

連合栃木と栃木県生産性本部は1月23日、宇都宮市のパルティで「2026労使地域活性化フォーラム」を開催し、約70人が参加しました。

講師は情報工学分野の技術士、林雅弘さん。生成AIを活用した生産性向上をテーマに講演いただきました。林さんは、人口減少や人手不足が進む中で、生成AIを「人に代わる存在」ではなく「人の知的活動を支援する道具」として活用する重要性を強調。書類作成やデータ分析、問い合わせ対応など定型業務の自動化により、現場が本来注力すべき業務に時間を割けると具体例を示しました。あわせて、セキュリティや情報漏洩、ハルシネーション(事実でない内容をもっともらしく作り出してしまう現象)への注意、人材育成とリスキリングの必要性にも触れ、「まずは使って慣れる姿勢がDX推進の第一歩だ」と呼びかけた。 

第2部パネルディスカッションは、参加者からの質問を中心に進行。「生成AIは働く場を奪うか」といった質問に、パネリストで連合栃木の中島一実会長は、「ものづくりの現場では、生成AIが補う部分もあるが、最終的には人が携わることが欠かせない。人材活用を労使でしっかり話し合うことが重要だ」と回答しました。 

講師の林雅弘さん