新会長に吉成氏を選出 -第16回定期大会-
2020年度から2年間の運動方針などを審議する第16回定期大会を11月8日(金)、ホテル東日本宇都宮で開催した。
大会には、連合栃木を構成する組織から代議員86人(委任6人)、特別代議員らが出席。来賓には連合本部の逢見直人会長代行をはじめ、栃木県、栃木労働局、福祉事業団体、関係政党から参加があり、連帯の挨拶をいただいた。
大会議長には井田治美代議員(電機連合)と仁瓶弘信代議員(自動車総連)が選出されて議事が審議された。
加藤剛会長は冒頭、台風19号の被災者の方へのお見舞いの言葉を述べた。加藤会長は今夏の第25回参議院議員選挙結果に触れ「連合として一枚岩となった選挙が出来なかった。地方をまとめきることが出来なかった。本部はしっかりとした検証が必要だ」と指摘した。また、今後の運動として「地方には地方の強みを持って対応することに尽きる。労働組合が持つ組織力や人的資源、経験とノウハウを地域でフルに発揮させ“地域に根ざした顔の見える運動”という基本に戻った活動を展開していかなければならない」と語った。
来賓あいさつの後、各議事が審議され、計3人の代議員らから意見が出され、執行部を代表し吉成剛事務局長が答弁した。
2020年度からの新たな役員体制では、加藤剛会長が勇退。新会長には、前年度まで事務局長を担っていた吉成剛(ヨシナリ・ツヨシ)氏が選出された。また新事務局長に、中原康則(ナカハラ・ヤスノリ)氏を選出し、新執行部体制をスタートさせた。議事はすべて満場一致で採択された。
会長に選出された吉成新会長は「連合栃木は30周年を迎えるが、さらに先を見据えて、運動の前進に誠心誠意取り組んでいくことをお誓いする」と就任あいさつを述べ、吉成会長の音頭によるガンバロウ三唱し、閉会した。