広げよう「理解・共感・参加」の輪

連合栃木は2025年11月7日、第19回定期大会を開催しました。

大会には、代議員や役員ら約130名が出席。議長団には小貫真奈美代議員(JAM)と神山智之代議員(全電線)が選出され、議事を進行しました。

執行部を代表して挨拶した中島一実会長は、2026春闘に向けて「今年も賃上げの流れが続いたが、物価上昇に賃上げが追いついていない。連合栃木は、人への投資を社会全体に広げることに全力で取り組む」としました。また、国で議論されている労働時間の規制緩和の見直し議論については「過労死や過重労働をなくすと言いながら、柔軟性や多様性という言葉で、労働者保護が後退する懸念がある。連合栃木としても、現場の声をしっかりと届けていかなければならない」と声を強めました。

大会には多くのご来賓にもお越しいただき、連合の林鉄平副事務局長や栃木労働局の川口秀人局長、中央労働金庫の吉成剛常務、こくみん共済coop栃木推進本部の中原康則本部長、支援政党代表より連帯とお祝いのご挨拶をいただきました。

大会議事は、組織拡大に重点的に取り組むなどとする今後2年間の運動方針や、2026年1月から始まる中央会費制度に向けた規約の改正などの議案を審議しまいた。代議員からも活発な意見が出され、児玉浩一事務局長が答弁。すべての議案が承認されました。主な役員選出では、専従役員の中島会長、児玉事局長が再任されました。また、専従副事務局長4名のうち、沼子直美さん(自治労)と菊嶋貴之さん(UAゼンセン)退任し、新たに金子源太郎さん(自治労)と中岡誠一さん(UAゼンセン)を選出しました。

連合栃木の活動へ「理解・共感・参加」を広げて、働くことを軸とする安心社会の実現を誓い、ガンバロウ三唱で、大会を閉会しました。