3月8日は「女性の生き方を考える日」
「3.8国際女性デー」の起源は、今から165年前(1857 年)、ニューヨークの被服工場火災事故で多くの女性が亡くなり、これをきっかけに3月8日実施された低賃金・長時間労働への抗議行動と言われています。
この「国際女性デー」は、賃金・労働条件の向上を表す「パン」、そして女性の尊厳・人権の確保を表す「バラ」をシンボルに、今日も世界各国で様々な取り組みが展開されています。
私たち連合栃木も「2022春季生活闘争」を力強く前進させる取り組みの一環として、今年度も女性委員会を中心に3月8日(火)17時よりJR宇都宮駅西口でアピール行動とウェットティッシュの配布を行います。私たちのこの活動が「ジェンダー平等」や「女性にとっての働き方」など、多くの皆さんに関心を持っていただける契機となれば幸いです。
社会の隅々までジェンダー平等を浸透させていくためには、労働組合のすべての取り組みにジェンダーの視点を取り入れる「ジェンダー主流化」が不可欠です。そして私たち自身も身近な職場から「ジェンダー主流化」を進めていかなければなりません。
長引く新型コロナウイルス感染症の影響が、社会にあらゆる変化を及ぼしている一方、コロナ禍で浮き彫りにされた男女間の様々な格差が解消されないまま、固定化されてしまう懸念も広がっています。
連合栃木は、性別だけでなく、年齢・国籍・障がいの有無、就労形態などにかかわらず、多様性を認め、誰もが自分らしく力を発揮できる環境の整備と、すべての人が互いに支え合える社会の実現をめざします。
皆さんもぜひ、この3月8日、ご自身の生き方を見つめ直す1日にしてみてはいかがでしょうか。
▶ 連合|3.8国際女性デーの取り組み (jtuc-rengo.or.jp)
学習用動画や過去の取組み等掲載されています。ぜひご活用ください。