「みんなの春闘」に挑む!-2020春闘総決起集会-
連合栃木春季生活闘争委員会は2月15日(土)、2020春季生活闘争総決起集会を宇都宮市内で開催し、組合員ら約1800名が春闘要求実現に向けて意思結集を図りました。
主催者を代表して挨拶した吉成剛闘争委員長(連合栃木会長)は、「私たちの将来不安を払拭するため、賃金を上げることによって経済の自立的成長につなげる。また、株主重視や内部留保となっている配分構造を見直し、働く人への投資が重要だ。そのことを労働組合は、経営側にしっかりと伝える役割がある。さらには、パート・契約・派遣で働く方の労働条件向上にも、ひとつになり、みんなの春闘として取り組んでいただきたい」と話しました。
集会の中では、加盟労働組合を代表して、運輸労連・県北通運労働組合とUAゼンセン・富士ファイバーグラス労働組合から、春闘決意表明が示され、共に闘い抜くことを誓い合いました。
議事では、賃上げの必要性や働き方も含めた“取引の適正化”の重要性も社会に訴えるとした総決起集会アピールと、企業内最低賃金協定の締結を拡充し、最低賃金引き上げにも取り組むとした最低賃金取り組みアピールを、満場一致で採択しました。
吉成委員長の音頭でガンバロウ三唱した後、参加者はシュプレヒコールで気勢を上げながら、市内大通りをデモ行進しました。